リフォーム済みなのに家が寒い!?断熱性を上げて快適なお家へ

こんにちは。三重県津市のリフォーム・リノベーション修繕のお店I.S.Home(アイエスホーム)株式会社です。


津市の水まわりや内装、外装のリフォームなら是非弊社にお任せ下さい。津市やその近郊の市に特化することで安心かつスピーディーな対応を心がけております!


一月も後半になり寒い日が続いております。お家の中だけでも暖かく快適に過ごしたいですよね。しかし年月が経った古いお家だと中が寒いとお困りのご家庭も多くみられます。


本日はせっかく部分的にリフォームしたのに家が寒いというというお悩みをお抱えのお客様へ原因や対策についてご紹介します。


【もしかしたら断熱材の不足かも?】


たまにリフォーム済の中古住宅をせっかく購入したけれども冬になると床が寒くて絶えられない、というご相談を時折いただくことがあります。そういったお家は考えられる原因として「断熱性能の不足」があげられます。


お家の多くは床下を断熱診断してみると意外と断熱材がほとんど意味をなしていない状態があります。床下や天井がどうなっているのかは内装や設備と異なり、その場ですぐに確かめることができません。


また、実際に住んでみて寒さや暑さはその時期にならないと分かりませんので、どうしても気づくのが遅くなりがちになってしまいます。


寒さ対策済みのはずなのにまだ家が寒い理由として以下原因が考えられます。



●気流止め


もしちゃんと高性能な断熱材を施工したはずなのに家が寒いという場合、まず考えられるのが気流止めの施工不良です。気流とは建物を通り抜ける空気のことで、断熱では気流をせきとめる作業が非常に重要です。


もし気流が止められていないと外の寒い風が絶えず建物を流れ続け、隙間風や室温低下の原因となってしまいます。しかし断熱診断で床下を調査してみるとこれが施工されていないことが意外と多いです。


●断熱材の施工不良


もう1つ考えられる可能性としては断熱欠損です。

断熱材は隙間なく施工することがとても大切で、1箇所でも施工ができていない箇所があるとそこから熱が漏れ出してしまうことになります。


また断熱材の固定が甘いと施工直後は問題がなくても時間が経てば落下して、気づいたら欠損で家が寒い状態に・・・となっている可能性も考えられます。


もし断熱材の改修も含めたリフォームを行ったのに寒さが改善されないようでしたら一度施工を行った業者様に確認をしてもらうのをおすすめします。


【せっかく内窓をつけたのに床が寒いまま】


実は最近増えてきているご相談にせっかく内窓やサッシのリフォームをしたのに床が寒いからもう一度見てもらいたいとのお声があります。


窓は多くの熱が逃げていく場所であることや補助金が充実していることから注目が集まるようになりました。しかし断熱改修は建物全体で行うことでより効果を発揮します。


もし内窓を取り付けてまだ寒さが気になるようでしたら、床下の断熱改修が効果を発揮するかもしれません。反対に、断熱材がちゃんと入っているのにまだ寒い時は室内の窓の性能を見直してみるといいと思います。


また、天井の断熱性能を上げると室内の暖かい空気が小屋裏に逃げていかなくなるので更に暖かさや保温の良さを実感できることでしょう。


各部位の性能を満遍なく上げることでお部屋はグンと暖かくなります。


【リフォーム後でも断熱改修は行える?】


断熱材を改修する方法は大きく2通りあり、床や天井を壊して入れる方法と作業スタッフが床下や小屋裏で充填作業を行う方法(非破壊工法)です。


もし「新しい内装を壊して工事をするのはちょっと・・・」という場合は非破壊工法による断熱材の改修がおすすめです。


非破壊工法は断熱リフォームにのみ特化した工事で、最短で1日、施工にかかる費用も一般的なリフォームに比べて大幅に抑えることができます。


非破壊工法で施工いただいた方々からは「寒さが大きく改善された」というお声を多くいただいており、十分に暖かさを実感できる工法であることは間違いないと言えるでしょう。


ただし非破壊工法では壁の断熱改修は不可能ですし、壁や床を一度取り外してのフルリフォームと比較するとどうしても期待できる性能は控えめとなります。


もしより完璧な断熱性能を求めるのであれば、やはりより高額な費用をかけて行う大規模リフォームがおすすめです。


【まとめ】

寒さは目に見えて分かるものではありませんが、快適な暮らしを実現する上では欠かせない大切な要因である断熱性は是非留意したいポイントですね。


●断熱性について


断熱性とは、家が熱を逃がさずに室内の快適な温度を維持する能力のことを指します。家は外気温や季節によって温度が変化しますが、断熱性が高い場合は室内の温度が安定しやすくなります。冷暖房の効率が向上し、エネルギーの消費量も削減すできます。


断熱性の高い家は、冷たい空気や熱い空気が壁や屋根を通ることなく、室内に溜まることがありません。断熱材と呼ばれる特殊な材料を使って壁や屋根を包み込むことで、熱の伝導を防ぐことができます。


断熱性は、家の屋根、壁、床、窓などの構造全体に関わっています。断熱性を高めることは、家の快適性を向上させるだけでなく、エネルギーの節約や地球環境にも貢献する重要な要素です。


●断熱性の重要性を考えよう!


断熱性の重要性は、快適な生活空間を維持するだけでなく、経済的なメリットや環境への配慮にも関わってきます。


まず、断熱性の高い家は冷暖房費の節約につながります。断熱性が低い家では、冷暖房設備の効果が十分に発揮されず、室内温度を快適に保つために多くのエネルギーを消費する必要があります。しかし、断熱性が高い家では、外気からの熱の侵入や室内からの熱の逃げを抑えることができるため、冷暖房の効率が良くなります。結果として、冷暖房費の削減につながり、光熱費の節約につながります。


さらに、断熱性の高い家は長期的なメリットももたらします。断熱性の低い家では、熱の逃げやすさにより建物内部が結露しやすくなります。結露はカビや腐食の原因となるだけでなく、建物全体の劣化や健康被害のリスクも高めます。一方、断熱性の高い家では結露リスクが低くなるため、建物の耐久性を向上させることができます。


また、断熱性は環境にも配慮する重要な要素です。断熱性の高い家では、エネルギーの効率的な利用が可能となります。エネルギーの削減は二酸化炭素の排出を減らし、地球温暖化や環境問題への貢献につながります。また、省エネルギーの家は持続可能な社会への一歩であり、資源の節約にも寄与します。


断熱性の重要性を理解し、適切な対策を行うことは、快適な生活環境の確保だけでなく、経済的な節約や環境負荷の軽減にも繋がることを意味しています。今後は、断熱性を高める取り組みを積極的に行い、快適で持続可能な住まいを実現しましょう。


I.S.Home(アイエスホーム)株式会社では津市近郊の住まいの水まわりや内装、外装のリフォームなどを行っております。三重県でリフォームをご検討の際はぜひお気軽にご相談ください。


本日もありがとうございました。